今年の遊戯王
こんにちは、オルナインです。
今日は「今年の遊戯王」について語っていこうと思います。
今年の遊戯王ですが、言わずもがな第一に挙げられるのは例の世界的に流行した感染症による影響です。
これは遊戯王だけに限らないのですが、TCGという人対人で行うアナログゲームがいかに環境に弱いものかを痛感させられる一年でした。
思い返してみると、昨年の私は週に一回以上は決闘の機会に恵まれ、友人や先輩などと対戦を重ねながら細かく、デッキ作成のアイデアや意見の交換を行うことができる恵まれた環境におりました。
しかし、それらが一切行われない状況になってしまったことで、昨年の自分よりも明らかにプレイスキルが落ちたと感じる場面が多々ある一年間でした。
ただ、遊戯王に関するすべてが悪かった年だったというわけではありません。今年も自分を興奮させるものが多くありました。
第一に氷結界ストラクの発売です。氷結界カテゴリは自分が最も愛しているカテゴリであり、また「氷結界の龍 グングニール」は私のフェイバリットカードの一枚でもあります。
新規カードの強さとしては「もう少し何とかならなかったか……」というのが本音ではありますが、先日に友人のドラグニティと決闘した際はグリオンガンドを1デュエル中に2回出すことに成功し、無事勝利を収めました。ちなみに新規のトリシューラは入っていません。グリオンガンドの方が使いやすいです。
近いうちにクリストロンデッキを組みたいと思います。
次にスピードデュエル用のデッキを作成したことです。
これは前々から、初心者の友人に向けたスピードデュエル用のデッキを考えていたのですが、今年になりようやく完成させることができました。
完成度としてはまだまだ甘い部分はありますが、決闘の回数とプレイングのしやすさを考慮しながらゆっくりと改良を加えていきたいと思っています。
また今年はマスタールールの改訂により、EXデッキの融合・シンクロ・エクシーズモンスターをメインモンスターゾーンに直接出すことが可能となりました。
私個人としてこのルール変更のおかげでドラバスが制限になったことが許されないことなので文句だらけなのですが、いつか帰ってくるので気長に待つことにします。はよ返してくれ。
ドラバスの制限で思い出しましたが、今年は改訂に非常に振り回された1年でありました。
ドラバス・格納庫の制限に始まり、ワルキューレで愛用していたワン・フォー・ワンの制限、後攻デッキのお供であるパンクラトプスの制限、直接被害はありませんでしたがトーチゴーレム禁止も空牙団で採用できなくなったので選択の幅が狭くなったことを感じます。
次に現在使用しているデッキの今年の反省について述べようと思います。
『サンドラ』
大会を見据えているデッキと戦うことを想定したデッキのためパワーバランスを保った結果、あまり使う機会がなかった。一人回しをした感想としては少々事故率が高いのでもっと安定した構築を目指したい。
『青眼』
今年、最も輝いたのは友人の誘発入り月光に勝利したこと。長年、構築に悩み様々な型を試したが結局スキドレが一番強い。後攻で盤面を捲ることに特化させた構築した直後、パンクラトプスが制限になったため非常に辛いものがあった。
『ABC』
ドラバス返して。ドラバス返してよ、マジで。
ドラバスだけでは勝てないのでリンクで展開し、エクシーズで攻撃補助を行うように調整。個人的にABCはドラバスだけで戦いたいので、早く制限解除してほしい限りである。
『エンジェルパーミッション』
使った記憶がない。安定して強いので構築を変えることがない。
『真竜』
同じく使った記憶がない。環境デッキは伊達ではない。
『ダイナミスト』
こちらも使った記憶がない。エンパ・真竜・ダイナミストは構築が安定しすぎて、改善の余地がないので語ることもあまりないのが残念である。
『ワルキューレ』
崩壊一歩手前である。後攻ワンキル特化構築。
前述したパンクラトプスとワン・フォー・ワンの制限が重なり、デッキパワーが非常に落ちてしまった。
更に噂ではV・F・Dが禁止になるという話も出ている。ここまで来たら、ワルキューレを使うことは苦行になるので崩すことも視野に入れなければならないだろう。
『ネフティス』
崩したものを再構築した。新規のおかげである。
繋ぎ手のおかげで展開力が大幅に上昇したため、動きが活発になった。非常に強い儀式である。
また動かし方も儀式魔法の『ネフティスの輪廻』をひたすら使い倒すように調整。祀り手か青ネフティスを儀式のリリースに使うことによって発動する破壊効果、通称『輪廻砲』を複数回放つことでアドバンテージを大幅に得ることが可能であった。
余談だがこの輪廻砲、対象をとる破壊効果で一見、通りが悪いようだが、儀式魔法であるため対策が難しかったりする。
儀式召喚から破壊効果までが一連の効果なので、相手が勘違いして儀式召喚成功時に天球や奈落の落とし穴を使ってきたが、残念ながらそれらを使うタイミングではない。そして勘違いで発動したトラップやモンスター効果は容赦なく輪廻砲の餌食となっていった。
ネフティスつかいはあまり多くないが、相手にする時は覚えていて損ではないだろう。
『マギストス』
今年、新たに組んだデッキその1。
火力がない。非常に苦しい戦いを強いられる。最高打点がヴァフラムの2500はいかがなものだろうか。
構築をファンデッキ寄りにしていることもあるが、少々事故率が高くまた初動がテーマ内だけではあまり安定しない。
今後の新規に期待するか、素直に混ぜ物にするのが吉だろう。
『ドライトロン』
今年、新たに組んだデッキその2。
純粋に高いデッキパワーを感じた。
儀式テーマであるのに事故率の低さに驚いたものがあった。
様々な儀式テーマを使うことができる反面、制約効果で他カテゴリと共存ができないのでプレイングの見せどころである。
『氷結界』
今年、新たに組んだデッキその3。
正確には海皇氷結界である。しかし、海皇を活かせている気がしない。無理に組み込むより、氷結界内の動きを安定させた方が良い気がする。
理想最終盤面は、餅カエル、サベージ、ライトニングマスター。零トリシュとは何だったのか。デッキの構築やプレイスタイルにもよるが個人的にグリオンガンドの方が使いやすかった。氷結界好きを名乗ってはいけないと思う。
『グングニールビート』
今年、新たに組んだデッキその4。
グングニールを出すことに特化させたデッキである。内容はシーラカンスを使った魚族。
グングニールの破壊効果を通しやすくするため、皆既日食や闇の護封剣をフル投下している。裏守備だったら耐性なんて関係ない。リンクは知らん。
またグングニールを出しやすくするためにデストルドーも入れている。しかしこれらは素引きに頼るしかないので安定して展開に組み込みたい気持ちもある。
そしてシーラカンスがでないとほぼ積みなので、改善したい。
他にも多くのデッキがあるが、そもそも今年は実践回数が非常に少ないのであまり語ることができなかった。
そして、そんな反省点を述べたところで今日は終わりにしたいと思う。
来年は多くの遊戯王機会に恵まれることを祈っている。