オルナイン観察日記

自分の好きなものをだらだら語る自己満足ブログ 更新はほとんどしない模様

パックの箱買いとショーケースのシングル買い

プレパが届きません。

 

去年の暮、友人と2020年最後の決闘をしました。

渾身の出来だった「氷結界」が大事故を起こし、ほぼ魚族と化した「グングニールビート」では友人から「グングニールじゃなくてシーラカンスが強い」と罵られる一日でした。

そして二人である程度、決闘を楽しみショーケースを眺めていると奴らがいました。

そう、プレパ再録の「ストライカー・ドラゴン」です。

 

私もプレパはしっかりと六箱ほど、購入しました。

新規カード、というよりはVジャン付録カードの再録目当てで買いました。

今年のVジャンもかつてないほどに強カードばかりで、発狂しそうになったものですが、再録となれば話は違います。

シクレアしようとは言え、興奮して申し込み前日の夜は遠足前日のようにワクワクして夜しか眠れませんでした。

 

数日後、メールが届きました。

「プレパの発想は2月になります」

私は泣きました。

楽しみにしていたプレパが、今年どころか来年の、しかも二か月後に届くのです。

その日は悲しみのあまり、枕を食いちぎり、内心グラットンのごとく異次元へ全てを葬り去りたくなる夜でした。

 

「俺、プレパ届いたけど爆死だったんだよね」

これは先ほどの話に出てきた友人の言葉です。

その後の記憶はございません。

ただ、気がつくと友人が返り血に染まっていたことは分かりました。

 

茶番はここまでにして、今日は遊戯王のパックについて話そうかなと思います。

正直に申しますと、私、パック運が非常にありません。

目当てのカードだけでない。複数箱買って、一枚しか出ない。嬉しくないカードのシクがでる。嬉しくないカードのプリシクがでる。20thシクを一枚も当てたことがない。

このように、挙げただけでも永遠と出てくるのですが、このようにパック運がないとこのように思ってしまいます。

「これ、シングル買いした方が安くね……」

初動価格は非常に高値がつきやすいものです。しかし、それでも早くデッキを使いたい。でもパックで当てられない。

そんなジレンマを遊戯王をした人なら、誰でも一度は体験したことがあるのではないでしょうか?

 

さて、私個人的な考えではありますが、正直に言って安さであればシングル買いが圧倒的に有利です。

必要最低限のカードだけ買うので、無駄がなくお財布に優しいと思われます。

しかし、私はこれをオススメしません。

なぜか、それは……

 

試したときに大抵、「あっ、この新規、もう一枚欲しいや」となるからです。

新規カードを使ってデッキを組む際、事前にデッキを仮組みしてから買い物をすると思われます。

そして新規カードなどを「まぁ、二枚が妥当だろ……」なんて考えていると実際に組んで回した際に

「三枚欲しいじゃんこれ……」ってことが頻発します。

訂正します。

頻発しました。

 

というわけで、遊戯王のパックの箱買いを今も続けているわけでございます。

それに欲しいカードの高レアリティを手に入れた際は嬉しさも非常に高かったりします。

やめられない理由です。

薬物かよ。

 

パックを剥くことは安くはありません。

箱の内容によっては大きな痛手になることもしばしばあります。

しかし、パックを友人と剥いたり、出てきたカードをトレードする時間などは決闘する時間と同じくらいかけがえのないものです。

 

だからこそ、私はパックを剥き続け、お店のカードの束を買い、カーナベルの8000枚ノーマル段ボールを買ってしまうのです。

ちなみに、8000枚段ボールは買うときに注意しましょう。買って三ヶ月ほどたちますが整理が終わりません。死にそうです。

 

遊戯王を初めとして、TCGはランダム要素の多い娯楽です。

しかしそのランダムな部分はひとえに、「欲しいものが出ない!」と悔しくなるだけではなく、友人などと交流を深めるきっかけではないでしょうか?

 

こんな感じで私の遊戯王の買い物についての話は終わりにしようと思います。

 

最後に一言。

ストライカードラゴンをヴァレルで使ってやれ。